うつ病 心の健康

あなたの身近な人の様子がおかしいかもと感じたら

Contents
  1. 普段と様子が違うなと感じたら
  2. もしかしてこころの病かなと思ったら
  3. 病院にかかることになった場合に気を付ける事
  4. まとめ

1.普段と様子が違うなと感じたら

 

あなたの身近な人がもし、様子がおかしい、何か疲れている日が続いているなと思った時にどういう行動をとったらいいのでしょうか。

風邪などのからだの病気と同様に、こころの不調な時も一番大事なことは「休息してこころを休める」ということです。

こころの不調により「元気がない」、「口数が減る」、「趣味などに興味を示さなくなった」、「ため息が多くなる」、「眠れていないように感じる」など、今まであまり見ることのなかった行動が目立ってきます。

こういうこころの不調の状態のときは言葉だけではなく、ちょっとした気遣いなどが、苦しむ本人にとっては安心を感じ、ゆっくりとしたこころの憩いの時間をとることができます。

こころの病気への発展を防止するだけでなく、回復力を促すこともつながります

 

2.もしかしてこころの病かなと思ったら

まずは本人の話にゆっくりと耳を傾けてみましょう。

その時に言ったことに対して否定などせず、本人が一番言いたいことは何かを理解しようという姿勢をとることが大切です。

ただし、あまり話したがらない様子が強い時は、無理に聞くのではなく、「話したくなったら話を聞かせて」という気持ちを伝えるのがよいでしょう。

そっと見守っている、というスタンスがいいこともあります

 

様子を見ていても、本人が以前と違う、状態が悪化している気がするようなら、精神科、心療内科やメンタルクリニックなどの病院に行くことを勧めてみましょう。

からだの病気と同様で、早期に対応することにより回復もずっと良好になります。

その際に「うつ病」などという病気を連想させるような言葉は使わずに、「あなたの疲れが抜けない状態がずっと続いているのが心配だから」という気持ちを伝えて、初診には付き添って行ってあげるとなお良いでしょう。

 

3.病院にかかることになった場合に気を付ける事

 

身近な人がこころの病気にかかっていると考えると、大きな責務を感じて、ついつい力が入るかもしれませんが、あまり重たく考えすぎる必要はありません。

考えすぎるあまり、一つ一つの言動が重たくなり、本人が「心配ばかりかけてしまっている」と感じさせしまうこともあります。

まずは深刻に考えずに力を抜き、病気を理解することからはじめてみましょう。

 

・原因を探すよりも今できる事を考える

身近な人がこころの病気になった際に、原因が何なのか大変気になるかと思います。しかし実際は様々なことが原因に関与して特定できないことが多くあります。

原因を探すことよりも「今できること」を中心に考えるようにしてみましょう。生活の中で、本人がストレスを感じることがあるようならば、今は取り除いておくということも大切です。

 

・無理に励まさない

頑張りすぎで、こころの病になってしまった場合には、励ましてしまうことで「これ以上頑張れない」とか「まわりの人がこんなにも自分のために気をつかってくれるのに、何もできなくて情けない」と症状を悪化させてしまうためです。

ただ、治療していく中で励ますことが効果的な時期もありますので、その対応の時期についてはかかりつけの先生によく相談してみてください。

 

・無理に特別なことはしない

元気がないのを見ていると、「気分転換に連れて行こう」とか、「飲みにでも連れて行こう」、「旅行でも連れて行こう」、「好きだった趣味をさせてみよう」などの事を考えることもあるかもしれません。

しかし、こころの病にかかっているときというのはガス欠の状態です。無理に気分転換をさせる事は、ガソリンの入っていない車のエンジンをかけるようなものです。

むしろ疲労感が増し、悪化してしまうこともあります。

そういった気遣いに応えられない自分に嫌悪感を募らせ、自殺や自傷行為などのリスクも高まる場合もあります。本人が、楽しみたくなる気持ちが湧いてくるのを待つことが大事です。

 

・退職、離婚などの大きな決断は先延ばしにする

こころの病気にかかっているときは「みんなに迷惑をかけている」など自責的な思いから、退職や離婚などの重要なことについて口にする場合があります。

こころの病気にかかっているときは、心理的な視野が狭くなっているので、悲観的な発想しか頭に浮かばないので、その道しか残されてないようにとらえてしまうことがあります。

自責な気持ちを汲みつつも、「今はまず健康になることを最優先して、その問題はもう少し良くなって落ち着いたら一緒に考えよう」などと説明するのもいいでしょう。

 

4.まとめ

 

こころの病気を発症した際は、周りのサポートが必要不可欠となります。

こころの病気にかかっている本人が一番つらいので、それを少しでも軽減させてあげる、理解するのも周りの大事な役目です。

また、こころの病気は専門家に適切な診察と治療をしてもらうことが大切です。悩まずに当クリニックへ一度相談ください。

 

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