うつ病 心の健康

不安感がある、気持ちが落ち着かない時に考えられること

Contents
  1. 不安感がある、落ち着かないのはなぜ?
  2. 不安には色々な種類がある
  3. まとめ

1.不安感がある、落ち着かないのはなぜ?

 

「不安感がある」「ドキドキして落ち着かない」といった症状は、「不安」や「緊張」といわれるもので、誰しもが感じる感情です。

何か心配事や気がかりなことがある時、大勢の人の前など出なくてはいけない時などに、このような症状を感じることは当たり前の反応で、病気ではありません。

原因となる心配事などがなくなれば、「不安」や「緊張」は自然に消えてしまいます。

 

しかし、そのような理由がないのに「不安感がある」「ドキドキして落ち着かない」などの症状が起こる場合です。

この場合は「病的な不安」である可能性が考えられます。

 

「病的な不安」は「正常な不安」と違って、理由がないのに生じる、理由があってもそれと不釣り合いなほどに感覚が強い、原因がなくなっても長期間続く、などの特徴があります。

「正常な不安」が危険に備え、問題解決へ向かって行動を起こす原動力になるといった、人間にとって必要であるのに対し、「病的な不安」は何らかの精神的・身体的な疾患がある可能性があります。

 

2.不安には色々な種類がある

 

急性、突発性の強い不安をパニックといいます。

耳にしたこともある方がいらっしゃるかもしれませんが、「パニック障害」と言われるもので、典型的にみられる不安症状が、突然理由もなく強い不安に襲われ、胸がどきどきする、脈が速くなる、胸が締め付けられるような苦しさ、息苦しさ、めまいなど、も同時に襲ってきて、今にも死んでしまうのではないかと思うほどの発作が起こります。ただし、時間がたつと自然に消えてしまいます。

この発作が繰り返される場合は、「また発作が来るのではないか」という不安が生じるため、発作が起きた時にそこから逃げられない、助けてもらえないような場所や状況を恐れて避けてしまう「広場恐怖」という症状が伴ってきます。

これは「恐怖症」という不安障害の一種にあたります。

恐怖症には、人前で異常に緊張し、恥をかくことを恐れるような社交恐怖症や、高所、閉所、動物、暗闇など、特定の対象や状況を異常に恐れる特定の恐怖症があります。

 

このパニック発作とは対照的に、それほど強くない不安が慢性的に続くタイプの不安症状もあり、全般性不安といいます。

全般性不安は、全般性不安障害の場合に典型的にみられます。

そのほか強迫性障害、PTSDなども不安障害に属する精神疾患で、それぞれ特徴的な不安症状が現れます。

 

不安症状を呈する精神疾患は、不安障害のほかにもたくさんあります。

中でもうつ病や統合失調症では、不安が主症状である場合もあります。

うつ病ではいらいらやあせり、苦しさ、不安感、絶望感などが、うつ症状と入り混じった形で現れます。

統合失調症では、被害妄想、幻聴など、特有の精神病症状に伴う不気味で深刻な不安感が体験されます。

ストレスに対する反応である「適応障害」では、不安症状はうつ症状とともに、よく見られる症状です。

 

3.まとめ

 

ここに記載をした症状を感じ、それが「病的な不安」ではないかと思ったら、一度精神科か心療内科で診断してもらいましょう。

当クリニックでも診察しておりますので、一度ご相談ください。

 

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